格安SIMカードを利用できる端末はどれ?

手持ちの端末で使えるか必ず確認しよう

格安SIMは、SIMロックがない「SIMフリー端末」と、キャリア端末で利用できる。 SIMフリー端末はオンラインショップで購入すると、店舗を訪れることなく入手できて便利だ。 メーカーや家電量販店の販売サイトを使おう。ただし、キャリアによりも価格が割高。 端末にお金をかけたくない場合は、以前使っていた機種の利用も検討しよう。 キャリア端末の場合は、会社によって対応状況が異なる。 NTTドコモの場合、多くのMVNOが同社の回線を使っているので、そのまま差し替えて利用できる。 auの場合、利用できる格安SIMはケイ・オプティコムの「マイネ」のみだ。 ソフトバンク端末はSIMロックがかかっており、基本的に格安SIMは利用を使用できない。一部の機種はロックを解除できるが、対応モデルの大半は旧機種。あえて利用するメリットはない。

格安SIMが使える端末は2種類

格安SIMの端末

MVNOが提供する格安SIMを利用できるのは、SIMロックがかかっていない「SIMフリー端末」と、キャリアが提供する端末の2種類だ。

SIMフリー端末はオンラインで買える

メーカー独自サイトで買える

メーカー独自サイト

SIMフリー端末は、メーカーが自社サイトで販売する場合が多い。Googleは同社製の「Nexus 5」を自社で運用するオンラインサイト「Google Play」で販売する。

大手量販店のサイトで購入できる

大手量販店

家電量販店が運営する通販サイトでも購入できる。ヨドバシカメラの「ヨドバシ.com」やビックカメラの「ビックカメラ.com」、ヤマダ電気の「ヤマダモール」などが代表的。

海外製品を中心に扱うサイトもチェック

海外製品

日本未発売の海外製品を扱うサイトでも購入できる。「EXPANSYS」や「イオシス」、「ジャパエモ」などの通販サイトでは、海外向けのSIMフリー端末を取り扱っている。

国内キャリアの端末は会社によって対応状況が異なる

NTTドコモ

SIMロックの解除なしで使える
ほとんどのMVNOはドコモのネットワークを利用するため、そのまま格安SIMに差し替えて使える。Galaxy S5やXperia Z2などの機種はもちろん、ドコモ版iPhone 5S/5Cでも利用可能。

ソフトバンク

一部の端末のみロック解除に対応
ドコモと同じ通信方式を用いているが、SIMロックがかかっており格安SIMは利用できない。 301F、201HW、009Z、008Zの4機種のみ。SIMロック解除サービス(3,240円)に対応する。

au

4G LTE対応機のみ利用可能
auの回線網を利用するケイ・オプティコムの「mineo」のみ利用可能。 しかし、このプランで使えるスマホは4G LTEに対応する機種のみ。3G回線は音声のみの対応で、データ通信には利用できない。

イー・モバイル(ワイモバイル)

SIMフリー端末を扱う新キャリア
Nexus 5やXperia miniなどの旧イー・モバイルのスマホはほとんどがSIMフリーなので、格安SIMを利用できる。 新会社「ワイモバイル」から発売された「STREAMS」もSIMフリー端末だ。

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